ある日の東京ウエスト動物病院 Blog
超小型! 2ヶ月齢のチワワでのチェリーアイ矯正手術と器具器材 - 2017年06月22日
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今回は、左目チェリーアイ矯正手術の事例を器具を含めて簡単にご紹介します。
来院時2ヶ月齢の超小型犬(BW780g)のチワワの女子、手術はやりにくいものになると思われました。
左の目頭が腫れているのを昨日見つけた とのことで来院されました。
チェリーアイの診断の元、手術に向けての準備を進め3週後にチェリーアイ
矯正手術を実施しました。
この時点で体重は1.12Kgまで増えていました。
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手術3日目の所見です。
チェリーアイはきちんと矯正され
元の位置に戻っています。
今回のように細かい手技になりそれを成功させるためには、それなりの器具を用います。ここに紹介するカストロビエホ持針器もその一つで、組織にも術者にも過重のストレスを及ぼすことなく、思い通りに針糸を進めることができます。顕微鏡手術とまではいかなくても細かく、丁寧な手術をしたいという時にはうってつけの器材と思います。あと、ピンセット類、鉗子類、針糸についても小さな術野向きのサイズの物が必要です。
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