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糖尿病性白内障では左右の目は同じように白く進みます。 - 2012年10月25日

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尿病性白内障では、左右の目は下の写真のように同じく白くなっていきます。

糖尿病の犬でみられた成熟白内障 どちらか一方の白内障だけが進行し、
 左右差が大きく出ることはありません。
 必ずペアで進行します。


 6157 USM HN

糖尿病がない場合の白内障では、どちらかの目が先行して白くなり、左右差が出るものです。
上の写真のように、両目とも一様に同じく白くなっていくことは極めて希・・・、です。

回、紹介する症例は柴犬(9歳 ♀避妊済み 7.42Kg)の子です。
糖尿病性白内障 『最近、視力が落ちた。』と愛犬を連れて来院されました。
 聞くと、1〜2週前に気づいたとのこと。
 昼間は段差に、夜は物にぶつかると仰っていました。
 診ると、両目ともすでに成熟(せいじゅく、光を失っている)白内障の
 ステージでした。
 いわば1→4のステージの中で、2をこえて第3段階のレベルにあり、
 光は入らなくなっていますので、光は失われていること(失明)を
 意味しています。


の子は、糖尿病の治療を行いながら、左目の白内障手術を実施しうまく経過しています。
今では左目で光を取り戻し、見える世界を堪能しています。
左目の白内障手術の前後 もちろんその後の糖尿病のコントロールも
 比較的うまくいってます。





          ・ 糖尿病性白内障 2 - 2008年10月01日
          ・ 糖尿病性白内障 - 2008年08月08日
          ・ Q:ペットの白内障とは? - 2008年01月21日

ejima_ac at 06:00 コメント( 0 )  この記事をクリップ!

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