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眼科の手術にはどんなものがあるの? - 2008年07月09日

ご訪問いただきありがとうございます。

眼科疾患を扱うようになってもう20年以上になりますが、始めたのは大学時代(外科学)の講師の時でした。

  眼科臨床

眼科疾患の治療は、外科的なものと内科的なものに分けてみると、割と前者が多い診療科目です。外科に所属していた私が眼科に興味を持ったのもそのような背景があったからでした。
では、手術の種類としてはどのようなものがあるかといいますと、ざっと挙げて、
人では、
    1.白内障手術
    2.緑内障手術
    3.眼瞼手術
    4.眼窩腫瘍手術
    5.硝子体手術
    6.網膜はく離手術
    7.角膜移植
    8.近視・乱視手術
    9.斜視手術
    10.涙道手術   
などがあります。

これらの中で、ペットの領域でも日常行われる手術としては、以下の4種類のものが多いですね。
    1.白内障手術
    2.緑内障手術
    3.角膜手術
    4.眼瞼手術
    5.眼窩腫瘍手術
ちなみにこれらは当院での傾向ですが、獣医療一般の世界でも同じ傾向と思われます。ここでは上記の各手術の詳細、内容、術式などには触れません。

ここから先はちょっと余談になりますが、私が最初に眼科手術(白内障、緑内障、角膜などの顕微鏡手術 マイクロサージェリー microsurgery)に興味を持ち始めた当時、我が国の眼科は獣医診療の中でまだ市民権を得ておらず、マイナーな科目に位置付けられている感じでした。全国の大学病院でも眼科診療を担当する方は皆無でしたね。最初は医学部の先生に教えを請いに行ったり、アメリカやヨーロッパの獣医眼科学会に顔を出したり、国内外あちこちに出かけたものでした。

当時、大学院時代からの自分のテーマというものを別に持っていて、血液型(赤血球やリンパ球、組織適合性など)や輸血療法、一般外科手術などについて行っていました。
眼科にも興味を持ち、当時、とにかくがむしゃらに勉強したことを覚えています。大学(現日本獣医生命科学大学)病院も兼務していて外科と眼科の診療を担当していたこともあって、色々なところから患者様をご紹介いただくようになり、お陰様でとても勉強になりました。スタートして3年で現在の眼科に関する著書(小動物臨床・眼病カラーアトラス、インターズ−社)を作り上げました。当時、訳本はありましたが、日本人による著書は初めてだったと思います。内容が治療にも触れているということで、有り難い事なんですが今もそこそこ反響があるようです・・・。

ejima_ac at 18:03 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  この記事をクリップ!

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