ある日の東京ウエスト動物病院 Blog
1. 東京学芸大学附属小金井中学校の職場体験学習 2018 - 2018年07月14日
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東京学芸大学附属小金井中学校の職場体験学習(2名)を今年
2日間[2018(H30)年7月10〜11日]受け入れました。
同校からは初めての参加で、今回は2年生2名でした。
「私の夢は獣医師です。」で始まった今回の体験学習、二人
とも将来は獣医師をめざすという希望でした。
今回動物病院を選んだ動機は、小さい頃からペットに慣れ親し
んだ小さい頃からの体験感覚がベースにあるようでした。
クーラーの効いた屋内とはいえ、外は猛酷暑の夏。初めての体験学習で緊張することもあるでしょう。
倒れそうになったり、気分が悪くなったらすぐに言ってくださいと伝え、気持ちをしっかり持って臨むように励ましてスタート!
1日目は初めての体験でもあり、緊張と立ち仕事で腰が痛かったり、体も辛かったのではないでしょうか。でも、彼等にとってはよい体験の場になったと思います。
治療の見学 二人とも緊張感はあまりなく、ざっくばらんな印象で
した。病気の動物への接し方や獣医師がどんな仕事をしているの
か、興味があったようです。
入院室(犬)の清掃
院内は清潔第一と
いうことで清掃も
やっていただきま
した。
担当の先生も現場確認でいらっしゃいました。診療の合間を見て実際の聴診のほか、眼科検査の見学、器具器材の準備や洗浄、お薬処方の準備補助、洗濯物の片付けと整理、診察の見学など様々なことを体験してもらいました。
入院室(猫)の清掃
当院はISFMのGOLD認定を受けており、清掃の基準維持にはふだ
んから努力しています。中学生諸君にも手伝ってもらいました。
診療(採血)の見学補助
職場体験とはいえ見学が主ですが、現場の内側から専門職の一端を覗く機会はいい経験になったと思います。この2日間共手術があり、2日目は学習時間を過ぎて自発的な手術見学を希望されました。直に手術を見る機会はいい経験だったかと思います。血を見て倒れたり、血は見たくないなど不安なことはありませんでした。
いつものことながら当院のスタッフにも指導を分担してもらいました。
今後も要望があれば、これからの日本を背負って立つ若い人に、また、地域のために役立つことと思いますので、当院スタッフの協力を得ながら続けたいと思っています。
なお、趣味の欄に、『地域の野球クラブに所属』、『野生動物保護の獣医師になりたい』、『動物との触れあいが好き』、『動物の世話委員会に所属』とあったのはそれぞれでおもしろいなぁと思いました。自分の想いを大切に育てて欲しいと思います。
PS: 今回は中学生諸君から質問が出て、スタッフの獣医師、看護師が答えるという一場面がありました。
1.なぜこの職業についたのか?
2.仕事をしていて嬉しかったこと(素晴らしいと思ったこと)
3.仕事をしていて辛かったこと(大変だったこと)
4.どのような過程を歩んできたか? また、取得した資格はあるか?
5.忘れられないエピソード
6.どんな人がこの職業に向いているか?
これらについては第二弾でお伝えしたいと思います。こうご期待!!