ある日の東京ウエスト動物病院 Blog
SARDS サーズ (3) - 2018年06月01日
ご訪問いただきありがとうございます。
(文章が見にくい方は互換表示をONにして、位置ずれなどをご訂正下さい。)
SARDS(サーズ: 突発性後天性網膜変性症候群)は、一般的に中齢期から高齢期に発症し、中等度の肥満の犬に多く見られます。これまでの報告では、罹患犬の平均年齢または年齢中央値は7〜10歳とされています。罹患犬の60%〜90%は雌で、その大部分は不妊手術を受けています。今だSARDSの遺伝的素因は明らかにされていません。いずれの品種も罹患する可能性はあるとされています。
最新の報告では、最も診断件数が多いのは雑種犬とされていますが、ダックスフンド、ミニチュアシュナウザー、パグ、ブリタニー、ビションフリーゼ、ビーグル、マルチーズ、アメリカンコッカースパニエル、ポメラニアンおよびシーズーを含む小型品種でも報告されています。
私たちは、日頃の診療で、ダックスにこの病気が非常に多いという印象を持っています(つづく)。
SARDS サーズ(2) - 2017年11月1日
SARDS サーズ(1) - 2017年08月15日
最新記事
Archives
ブログ内検索
QRコード