ある日の東京ウエスト動物病院 Blog
超小型! 2ヶ月齢のチワワでのチェリーアイ矯正手術と器具器材 - 2017年06月22日
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今回は、左目チェリーアイ矯正手術の事例を器具を含めて簡単にご紹介します。
来院時2ヶ月齢の超小型犬(BW780g)のチワワの女子、手術はやりにくいものになると思われました。
左の目頭が腫れているのを昨日見つけた とのことで来院されました。
チェリーアイの診断の元、手術に向けての準備を進め3週後にチェリーアイ
矯正手術を実施しました。
この時点で体重は1.12Kgまで増えていました。
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手術3日目の所見です。
チェリーアイはきちんと矯正され
元の位置に戻っています。
今回のように細かい手技になりそれを成功させるためには、それなりの器具を用います。ここに紹介するカストロビエホ持針器もその一つで、組織にも術者にも過重のストレスを及ぼすことなく、思い通りに針糸を進めることができます。顕微鏡手術とまではいかなくても細かく、丁寧な手術をしたいという時にはうってつけの器材と思います。あと、ピンセット類、鉗子類、針糸についても小さな術野向きのサイズの物が必要です。
新設!! 猫優先エリア Cat Space - 2017年06月16日
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当院は、イギリスに本部を置くISFM(猫のための国際医学会:International
Society of Feline Medicine)のメンバーに加入しました。
ISFMは猫の病気のことだけでなく、猫自身のことを大事に取り扱おうという考えが
ベースになっている団体です。
猫にとっても優しい病院(Cat Friendly Clinic)でありたいと願っています。
下の写真は待合室です。今回の加入をきっかけに『猫優先エリア Cat Space』を設けました。
猫の生理に合わせたハード面、ソフト面での病院作りの考え方はとても勉強
になりました。
胸元の白さが際立つセッカ(雪加、雪下) - 2017年06月12日
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セッカ 洗濯後の白いワイシャツのように胸元の白さが際立ってました。
セイタカアワダチソウとセッカ - 2014年11月22日
セッカ - 2011年12月07日
愛犬の肥満の悩み、体脂肪率(BFP)も測ってみませんか? - 2017年06月01日
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下の写真は、犬用の体脂肪計です(注意: ペースメーカー装着の犬には使えません)。
ふだんの診療の中で、『最近この子太ったのよね〜!』 という言葉を
耳にすることがあります。
このような時、当院では体脂肪率(Body Fat Percentage: BFP)の測定
をお勧めしています。もちろん、体重、食餌の質・量・回数、ウンチの
質・量・回数、品種、年齢なども参考にします。
通常、犬の体脂肪率は、♂で 19〜26%位が適正とされています。
<19%: 痩せ気味
26〜33%位: 太り気味
33%<: 肥満
これらの数値は、去勢♂や♀では少し右側にシフトします。
適正脂肪率が高い品種(シェルティー、ポメラニアン、♀のキャ
バリア)では、さらに右側にシフト、適正脂肪率が低い品種(ジャック
ラッセル、フレンチブルドッグ、ブルドッグ)では逆に左側に少しばか
りシフトします。
左は、体脂肪率を測定しているところです。
ストレスなく測定することができます。是非、お勧め致します。
肥満の対策法についても紹介しています。