ある日の東京ウエスト動物病院 Blog
ゴールデンリトリバーの東洋眼虫 - 2015年01月16日
ご訪問いただきありがとうございます。
(文章が見にくい方は互換表示をONにして、位置ずれなどをご訂正下さい。)
今回は、ゴールデンリトリバーの東洋眼虫(とうようがんちゅう)の症例について簡単に紹介します。
症例は、ゴールデンリトリバー種 11歳 ♂ 33.4Kg
1〜2週前のことで、左目に傷があり、血のようなものが出てきたという主訴でした。
左は、初診時の治療前と治療後の顔写真です。
治療後はとても良くなっています。
**66**55** BKK TNK
検眼中に虫体を確認したので、虫体を摘み出して治療をスタート、2ヶ月後には完治しました。
下の写真は、治療前後での左目の様子の比較です。
目はとても良くなっています(↓下の写真)。
左は摘出した虫体。
その後は白内障の予防を続けています。
東洋眼虫について
1.体長8〜16mmの白色の小線虫
2.犬、猫を最終宿主として、その結膜嚢に寄生する。人での寄生例もある。
3.西日本、特に九州に多い。近年では東日本でも確認されている。
4.数匹存在するのが普通である。
5.犬の眼脂を好んで摂食するショウジョウバエの1種メマトイが、眼瞼などに留まった時に移ると
考えられている。
6.幼虫が成虫になるには、3〜5週間を要する。
7.眼瞼皮下腫瘤や前房内(眼球内)に迷入することもある。
2015(H27)年 新年明けましておめでとうございます。 - 2015年01月01日
ご訪問いただきありがとうございます。
(文章が見にくい方は互換表示をONにして、位置ずれなどをご訂正下さい。)
新病院情報: 1月17日(土)から診療スタート致します。
申し訳ありませんが、1月13日(火)〜16日(金)は移転のため休診となります。