ある日の東京ウエスト動物病院 Blog
桜の木にシジュウカラ - 2014年04月22日
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満開の桜の木にやってきたシジュウカラ まるで桜の温泉につかってるみたい。
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チワワ: 左の前足と後ろ足を痛がり立てない。 - 2014年04月08日
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今回は「左の前足と後ろ足を痛がり立てない。」とのことで紹介されたチワワの子について簡単に触れてみます。
〔文責: 獣医師 江島 貴信〕
左の写真は良くなった頃のこの子の姿です(チワワ、12歳、去勢
雄、1,9kg)。
他院でも診察は受けていたそうですが、その際は「関節鼠(かん
せつねずみ)」と言われ、治療を受けていたとのことでした。
初診時、左側の前足と後ろ足は突っ張った状態で自力で動かすこ
とはできない状態でした。飼主様のお言葉では当初、左手首の関
節は腫れ、触ると痛みを訴えていたとのことでした。
レントゲン検査(左の写真は左右の前足)では、四肢を始め
各部位とも、いずれも骨の吸収像など異常は見られませんでし
た。なお、指摘のあった関節鼠(かんせつねずみ)はみられませ
んでした。
血液検査では貧血傾向と肝障害が確認されました。
念のため、飼主様のご了承をいただき、「抗核抗体・リウマチ因子」の検査も実施して、診察初日はステロイド剤(診断的治療)と気管支拡張剤を処方し、検査結果が出るのを待ちました。
抗核抗体は陰性、リウマチ因子は陽性という結果でした。
このことから関節の免疫介在性炎症性疾患が強く疑われました。関節リウマチの臨床診断の元、診断的治療としてのステロイド剤による治療はそのまま継続しました。
ステロイドの内服開始4日目に、飼主様に状態を訪ねると、時々自力で立てるようになったが、飲水量が増えたとのこと。飲水量の増加はステロイドの影響と思われる旨説明し、症状の改善傾向はみられたので治療を継続していきましょうとお伝えしました。
治療開始1週後、左前足を接地するようになり、左後ろ足も時々接地、また、このころから左手首の関節の腫れは引いてきました。
2週後、左前足、後ろ足ともしっかり接地し、走れるようになりました。
4週後、四肢の状態は改善し歩行も問題なく、ステロイドの内服を1日おきに減らしました。
5週後、四肢の状態に問題はなく経過しています。
現在はステロイドの内服は1日おきで継続しています。飼主様には肝臓などへの影響もありますので、血液検査をはさみながら、状態をみて漸減していきましょうとお伝えしています。現在のこの子の状況について飼主様はとても満足されています。
なお、時折、気管狭窄による咳、尿道結石やそれに伴う膀胱炎が併発するため、今後も慎重な経過観察と治療のコントロールが求められます。
関節の免疫介在性炎症性疾患
犬の関節リウマチは、小型種、トイ種、グレイハウンド種に好発するといわれています。
初期症状として1本または複数の肢の急性の跛行、関節の腫脹(手根関節、足根関節)がみられます。その他嘔吐、下痢、食欲不振、発熱などを示すこともあります。
血液検査、尿検査では特に問題となる所見はみられません。リウマチ因子は発症個体の約25%が陽性を示し、クームスおよび抗核抗体は陰性を示すといわれています。
診断に当たっては、教科書的には関節穿刺および関節液検査は必須とされています。
治療は、ステロイドなどによる免疫抑制療法で、運動制限、体重減少も併せて管理します。
桜満開 - 2014年04月01日
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満開の桜
可愛らしいリトルガールたちもやってきた。
ハチも寄ってきます。
Nice shot!
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