ある日の東京ウエスト動物病院 Blog|東京都小平市学園東町の動物病院

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ウェルシュ・コーギーの変性性脊髄症(へんせいせいせきずいしょう)4 - 2011年12月12日

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ウェルシュ・コーギーのDM 4回目は、症状の進行について。
 変性性脊髄症 (DM: Degenerative Myelopathy) は、
 ステージ1→2→3→4→5 と進みます。

 ステージ1 (脊髄の真ん中辺りから始まる): 後ろ足をすって
                  歩く、擦れた爪からの出血

 ステージ2腰のふらつき、後ろ足の交差
 ステージ3 後ろ足の麻痺(まひ)
 ステージ4(脊髄の前方に病変が広がる): 前足の麻痺(まひ)
 ステージ5(首の脊髄まで病変が広がる): 発声や呼吸の障害     

このように、体の後ろから前の方へゆっくりと麻痺(まひ)が進みます。
痛みがないステロイドが効かないというのは本症の特徴です。途中で椎間板ヘルニアが出た場合は痛みを伴うこともあります。
後ろ足の症状が出て3年ほどで死亡すると言われています。


ejima_ac at 00:00 コメント( 0 )  この記事をクリップ!

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