ある日の東京ウエスト動物病院 Blog
春 * 予防のコンテンツ - 2010年03月30日
ご訪問いただきありがとうございます。
『2010年 スプリング ハズ カム! 予防の春がやって来た!!』 の2010年3月12日のブログ記事でご案内しましたオリジナル*ハガキの投函を本日3月30日に行います。
近日中に当院患者様のところへ届くことと思います。
そこで今回は、春の具体的な予防のコンテンツ(内容)について簡単にわかりやすく・・・。
1.フィラリア症-犬(稀に猫にも)
予防は犬が主体ですが、稀に猫にも発症することは、実はあるんですよ。
通常、犬の場合、4月から12月の間、月に1回日を決めて予防薬を飲ませていただきます。これで、完全に予防ができます。
ただし、飲み忘れの月があったり、投薬後、吐いたりした場合は感染の可能性が出てきてしまいます。
吐いてしまった場合は数日のうちの体調をみて再度飲ませていただきます。
翌年の予防スタート時には、感染予防確認のため、採血してフィラリアに感染しているかどうかの血液チェックを行います。当院では、F(Filariasis)チェックと呼んでいます。
これはフィラリアにかかってしまった犬に予防薬を飲ませた場合、重篤な副作用が出る可能性があり、それを回避するために実施するものです。
このようなケースでは、あらかじめ副作用発現の予防処置を施して予防をスタート致します。
2.狂犬病予防ワクチン-犬
当院では年間を通じていつでも接種できます。
飼主様のご都合やその子の体調に合わせて年1回接種します(生まれた初年度は3回)。
* 院内接種ですので、しっかりとした診察を行います。その分ご安心いただけます。
3.混合ワクチン-犬、猫
犬、猫が対象です。
犬では3種混合、8種混合など、猫では3種混合、5種混合などの予防ワクチンがあります。
猫エイズワクチン、猫白血病ワクチンも接種できるようになっています。
飼主様のご都合やその子の体調に合わせて年1回接種します(生まれた初年度は3回)。
狂犬病ワクチン同様、通年でいつでも接種できます。
* 院内接種ですので、しっかりとした診察を行います。その分ご安心いただけます。
4.予防にはほかにも下記のようなものもあります。ご参照ください。
・ 肥満の予防(予防欄参照)、
・ 皮膚病、ノミ・ダニの予防(予防欄参照)、
・ 白内障予防、
・ 熱中症予防などです。
メジロとカンヒザクラ - 2010年03月29日
ご訪問いただきありがとうございます。
前回の メジロと終わりかけの梅 - 2010年03月26日 に続いてまたまたメジロです。
場所は違って、海そばの防風林。
この林に沿って流れる川と小道に添って続く長いサクラ並木。
どれも木は小振りで、これから何年もかけて育つ所です。
カンヒザクラの赤は強いですね。
カンヒザクラ(寒緋桜)の密を狙って・・・。
盲導犬の価値 - 2010年03月28日
ご訪問いただきありがとうございます。
今月、盲導犬の価値を認める記事〔朝日、2010(H22)年3月6日(土)〕を見つけました。
やはり通常のペットとは違う扱いで、『盲導犬は歩行補助具にすぎない』とする加害者側の言い分は退けられていました。
愛らしい犬は、厳しい訓練を経て盲導犬となります。
でも、全ての犬が盲導犬になれるわけではありません。
この裁判事案は、視覚障害の男性と盲導犬がトラックにはねられ、盲導犬が即死したという痛ましいものでした。
全国初となる盲導犬の交通事故をめぐるこの判決では、通常のペット犬とは異なる価値を盲導犬に認めていました。
盲導犬の価値については、こう述べています。
・盲導犬は特別な技能であり、それは大きな付加価値となっている。
・視覚障害者の目の代わりとなっている。
・精神的な支えともなっている。
・白杖(はくじょう)とは異なる。
・育成には費用がかかっている。
私にはすっと理解できる盲導犬に対する価値観でした。彼らはパートナーなんです。
ちょっと話は飛びますが、盲導犬は慢性的に不足しています。
そこで、盲導犬の効率のいい確保(生産)法について、色々と研究はされています。以前〔07(H19)-03-01〕、帯広畜産大学で行われている高い確保率(生産性)を得るために、遺伝子レベルからアプローチする研究が進められている旨の遺伝子レベルからの解析記事を紹介したことがあります。
この時は、当院も1年間共同研究施設として参加しました。
まだ実用化には至っていないようですが、本当に役立つ時が来るといいですね。
メジロと終わりかけの梅 - 2010年03月26日
ご訪問いただきありがとうございます。
ようやく定番のメジロと出会えたのは、もう梅が終わりかけの頃になってしまいました。
先日の カワラヒワと梅 - 2010年03月09日 や ホオジロと梅 - 2010年03月18日 と同じ梅のフィールドで。
昨年のメジロ:
・ 亜高山帯のメジロ - 2009年11月13日
メジロは下記の中にも出てきます。よろしければ・・・
・ サクラにやってきたのは・・・ - 2009年04月16日
・ カラスザンショウ(烏山椒、鴉山椒)にやってきた・・・ - 2008年11月28日
超音波手術装置 SonoSurg(ソノサージ) シザース - 2010年03月21日
ご訪問いただきありがとうございます。
今回は、手術関連機器のご紹介です。超音波手術装置(ソノサージX、オリンパス社)を導入しました。
最大のメリットは、
1.手術時に縫合糸を使わないため、体内に糸を残さない( 縫合糸反応 を回避できる)、
2.出血量が少ない、
3.手術時間の時短が大幅にすすむ、
でしょう。
これらの効果はペットへの手術ストレスの軽減に大きく寄与します。
当院の超音波系手術装置は、眼科用のインフィニティーと今回の軟部外科用のソノサージXとで、計2機種となりました。
ソノサージXは、従来品に比べて先端がダイアモンドカット形状になり、ファインな形に改善されています。これらのことから、手術時の操作性、視認性、安全性が向上しています。
シザースと呼ばれるハサミのよう器具で組織を挟み確保
しようとしているところ。
しっかり確保したあと、スイッチをONにして、超音波振
動をかけ組織を軟化溶着させ、同振動の摩擦熱で凝固、
機械的摩擦で切開します。
糸は使いません。
ソノサージ X で挟んだ両断端部は溶着・凝固され白く
なっています。
この後、切断されます。
糸は使いません。
このシステムにより、組織を切断、切開、摘出しようとする場合に糸を使わずに手術を進めることができます。
えじま動物病院/眼科ケアセンターは、今後もできるだけ安全に負担のより少ない治療方法を皆様にご提供できるよう努めてまいります。
ホオジロと梅 - 2010年03月18日
ご訪問いただきありがとうございます。
3月9日にアップの山肌の梅園 (カワラヒワと梅 - 2010年03月09日) へ2週間後に再び・・・。
あいにく曇り空でしたが、梅はほぼ満開といったところでした。
そこで今回は、ホオジロ。
ホオジロ、よく囀っていました。
バックはお隣の山肌の紅梅と白梅。
今までのホオジロです。宜しければ・・・。
・ ホオジロ(頬白) - 2009年11月04日
・ ホオジロの囀り - 2009年04月27日
・ ホオジロ(頬白) - 2008年06月23日
2010年 スプリング ハズ カム! 予防の春がやって来た!! - 2010年03月12日
ご訪問いただきありがとうございます。
今年もまた 予防 の季節がやってまいりました。
当院の患者様には、“フィラリア症予防と狂犬病予防ワクチン”のご案内葉書(スタッフ*オリジナル)をこの3月中にお送り致します。
ご確認いただき、4月中旬〜末頃をメドにご来院下さいね。
なお、当院でのワクチン類(狂犬病予防ワクチンや9種混合ワクチンなど)は春に限らず、通年いつでも接種できますよ。
院内での接種ですので、しっかりとした診察を行ったうえで実施いたします。その分ご安心いただけます。
この機会に、年間の狂犬病予防ワクチンや9種混合ワクチンなどの接種時期のご確認も一緒になさってください。
なお、他施設からのご紹介など遠方の方々は対象外となりますので、ご了承ください。
ちなみに、昨年ご案内したオリジナル葉書と記事は下記のようでした。
・ 当院オリジナルのフィラリア予防と狂犬病予防のDM、郵送始まる! - 2009年03月18日
・ スプリング ハズ カム!! 春は予防の季節 - 2009年03月01日
カワラヒワと梅 - 2010年03月09日
ご訪問いただきありがとうございます。
梅がちょうどいい頃かなぁと思い、先月、山肌の梅園へ行ってみたのですが、少し早かったようです。
いつものホオジロはたくさんいました。
今回は、ここで初めての ちょっといかつい顔をしたカワラヒワを、梅といっしょに。
一昨年のカワラヒワ
・ カワラヒワ 河原鶸 - 2008年07月28日
エリザベスカラーは何のために付けるんでしょうかねぇ? - 2010年03月06日
ご訪問いただきありがとうございます。
(文章が見にくい方は互換表示をONにして、位置ずれなどをご訂正下さい。)
目の病気、ひふの病気、手術後のケアなどさまざまな機会で、エリザベスカラーを付けるようお話ししたり、ご了解を得て付けたりすることがあります。
透明タイプのエリザベスカラー
飼主様の中には
・ なんか辛そうにしてる、
・ 不便そう、
・ 重たそう、
・ ごはんを食べられない、
・ 嫌がっている、
・ ガサガサと当たってうるさい、
・ 歩きにくそう、
・ カラ−の先で土や砂を巻き上げる、
などなどと仰って、付けなかったり、実際はずしてしまわれる方もいらっしゃいます。
結果として、病状の改善が遅れたり、悪化させてしまったりすることもあります。
そのことの方がペットにより辛い思いをさせてしまうと私は思うんですが・・・。
愛情が厚いようで実はペットと一緒に我慢をする強さが足りないんじゃないんですかぁ〜?って、心密かに感じてしまうことがあるんですよ〜(ゴメンナサイネ o(_ _)oペコリッ♪)。
そのような時は、エリザベスカラーは保護のためにつける物で、治療の一環です。と気持ちを強く持って声を大にしてお伝えしています。
飼主様のご意見やご要望にはできるだけ対応して改善していくように努めておりますので、困った時や悩んだ時はどうぞお気軽にご相談ください。
以下の記事も宜しければご参照ください!
・ エリザベスカラーを付けるのはかわいそうですか?! - 2009年10月07日
・ エリザベスカラー - 2008年06月22日
雪面のシジュウカラ - 2010年03月01日
ご訪問いただきありがとうございます。
今日から3月、早いものですねぇ。
ほぼ1ヶ月前の雪の日に撮ったシジュウカラ。
雪面のシジュウカラ♂
割と人なつっこく近くまでやってきます。
今までにアップしたシジュウカラです。
サクラにやってきたのは・・・ - 2009年04月16日
シジュウカラ - 2009年03月30日
高原でのシジュウカラ - 2008年09月30日
シジュウカラ 四十雀 - 2008年08月10日
季節のハナモモ - 2008年04月13日