ある日の東京ウエスト動物病院 Blog
目を保護する器材 ゴーグル - 2010年02月15日
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今回は、動物の目を保護するゴーグルのお話です。
一度は“不要犬”のレッテルを張られた老チワワが、後に世界的に有名なセラピードッグとなった“ウィーリー・ウィリー”、車椅子の彼がゴーグルを付けたその姿は、この2010年2月10日発行の『犬と暮らす』誌〔エイ(木偏に世)出版社、本の作りがしっかりしてますねぇ〕の p138〜141 に紹介・掲載されていますよ。
声帯切除のほか脊髄損傷のため歩けなかった彼は晩年ある女性に譲り受けられ、多くの人々に愛と勇気と希望という素敵な贈り物を与え続け、22年という長寿を全うしたそうです。
愛犬の白内障(紫外線防止など)やドライアイ(乾燥予防、強風や砂埃などの混入防止)などを意識して装用させる方はいらっしゃいます。
装着時の感じは下の写真のようです。トイプードルの子たち、ハスキーの子などなかなか決まってますね。
一両日は付けて慣れさせることが必要な子もいます。
自分のペットに最大限できることはしてあげたいとお考えになる方はいらっしゃいますねぇ。
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参考までの付け足しですが、ほかに体を保護するものとしては、
1.首に装着するエリザベスカラー、
・ エリザベスカラーを付けるのはかわいそうですか?! - 2009年10月07日
・ エリザベスカラー - 2008年06月22日
2.帽子を被せる(プヨ君の帽子)など
・ 院長のエッセイ(眼科ケア誌)、この1年 - 2007年12月19日
3.ネット(網帯)や木綿布などを利用して作る自作の腹帯
4.光触媒加工の生地で作った保護着(慎重な採寸が必要です)
(この子にはアレルギー性接触性皮膚炎で使用しました)
などなど、その目的によって色々なものがありますねぇ。