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2009年06月

ノビタキ on レンゲツツジ - 2009年06月30日

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6月の高原、先日の白樺のフィールドでは、レンゲツツジにとまる鳥には出会えませんでしたが、今回は別のフィールドでバッチリ。

ノビタキ D300

ノビタキ D300

 私有地の立て札があり、中には入れませんので、少し離れた距離から。
ノビタキ D300

ノビタキ D300

別のフィールドでの先月のノビタキ昨年秋のノビタキ


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角膜フラップ手術の考え方 - 2009年06月29日

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(文章が見にくい方は互換表示をONにして、位置ずれなどをご訂正下さい。)

犬の球結膜有茎フラップ 今回は、角膜のフラップ手術の考え方について、ちょっとだけ書
 いてみます。この手術は、角膜に傷がついて、それが広くて、深
 い傷だったり、角膜に穴があいて(角膜穿孔といいます)、目が
 虚脱してしまった場合に行う治療法です。その重傷度に応じて
 術式を使い分けます。
 当然、全身麻酔下での手術となります。ここでは小生の経験から
 の考え方を紹介します。
 この術式を実施するに当たっては、下記の点を最重要事項に考え
 ます。

最重要事項
1.角膜は本来血管のない、透明な組織ですから、ただ角膜の傷を治すというだけでなく、この本来の角膜の性格・性質をできるだけ元に戻すように考える。
つまり、少しでも透明感のある仕上がりをめざします。


2.行ったフラップ術がまぶたを痛めたり、眼球や眼球内組織を圧迫しないようにする。
つまり、本来の眼内構造や正常な眼圧を保ちつつ角膜患部を治癒させるわけです。


これらのことから、見た目の自然さをより保つことができ、眼球内の組織癒着のほか、それによる眼圧の上昇(緑内障様病態)を防ぎ、余計な併発症を起こさないようにできるわけです。

当院での本術式は、角膜の状況に応じて3種類の方法を使い分けています。また、より透明感のある角膜に仕上げるための処置も併せて行います。これらの術式の使い分けについては次の機会とします。


ejima_ac at 12:30 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  この記事をクリップ!

高原のレンゲツツジ(蓮華躑躅) - 2009年06月28日

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天気が回復し、陽が射し始めると静かだった森や林の中は一斉に賑やかになります。虫の声、声、声・・・、騒がしいほどです。
天空にはタカ類、梢にはホオジロ、モズなどの姿もみれるようになりましたが、このフィールドでレンゲツツジに留まる鳥は見れませんでした。そうこうしてる内にもう帰る時間帯となってしまいました。

 レンゲツツジと白樺

レンゲツツジはロードトキシン(rhodotoxin)を含む有毒植物で、家畜は食べないと言われています。花には蜜があり、人の子供が吸っても危険なようです。一般に、ツツジ科の植物には色々な有毒物質が同定されているようです。
牛や馬が食べないので、ウマツツジ、ベコツツジの別名もあり、牧場の中で、レンゲツツジが残り群生地になっている所も多いとか。

ちょっと専門的になりますが、これらのトキシン類は細胞膜上のナトリウムチャンネルに結合し、これによって細胞は興奮状態と脱分極状態を持続して、容易にカルシウムの流入が起こり、結果、骨格筋や心筋の収縮力が高まったり、期外収縮などが引き起こされてしまうようです。

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動物医療における重要な前進 - 犬の肥満細胞腫用抗ガン剤 - 2009年06月17日

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2009年(平成21)年6月8日(月)の朝日新聞によると、アメリカ食品医薬品局(FDA; Food and Drug Administration)は6月3日付けで、犬の皮膚にできる悪性腫瘍の一種『肥満細胞腫、Mast cell tumor』に対する抗ガン剤(パレイディア)を承認した。開発はファイザー社

この抗ガン剤と手術などをうまく組み合わせれば根治も不可能ではないかもしれません。
肥満細胞腫は日常の臨床でも比較的希に、でも、確実に遭遇する皮膚腫瘍性疾患です。現在は手術による摘出が最も生存率の高い治療法と思いますが、かなり広く摘出手術を行う必要があります。
想像を超える範囲の皮膚の摘出をしておかないと術後、皮膚の縫合面が治らずに縫合糸を取った後に傷口がパカッと開いてしまうことさえあります。広く切除することで足らなくなった皮膚面に近くからの皮膚移植を考えなければならない時もある位ですから。

なお、2007(平成19)年、1月7日(日)の同新聞紙上で、犬用の肥満対策薬が承認になったことは前に紹介したことがありますが、今回の肥満細胞腫に対する抗ガン剤の承認も動物医療にとって大きな、重要な一歩と感じます。

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アオバズク(青葉木菟) - 2009年06月14日

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アオバズク、来てました。初撮でした。
この時は、まだ1羽のような話でしたので、何回か通うつもりです。現地にはすでにお一方先客がおられたので、探す手間は省けましたが、一人で見つけ出すのは大変そうです。
神社の大きな木の枝に留まっている、いわば、“おらが村”のアオバズクですが、お隣のS県S市でのカットです。
昼間はジ〜ッとしてて、人にはほとんど無関心な様子です。子供たちが下ではしゃいでいてもほとんど反応しません。時折目を開ける位です。他の鳥や動物の声、気配にはすごく敏感らしいですが・・・。

アオバズク D300

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アオバズクの小話:フクロウ目、フクロウ科、アオバズク属、アオバズク種
フクロウの発達した眼球は円筒状になっていて回転できないので、代わりに首の骨の構造が進化して、素早く頭を真後ろに回転させたりできるようになっています。
聴覚も発達し、種類によっては顔面は集音器のパラボラのように広くなってその効率を上げているようです。
風切羽には消音構造も備えています。

英語圏では、OはOWLのOといって、子供がアルファベットのOを覚えるための古典的な表現にも使われていて親しみ深い鳥と位置付けられています。


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サウンダース 小動物臨床 第3版 - 2009年06月11日

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サウンダース 小動物臨床マニュアル 第3版が出版されました。
この成書は世界中で読まれている獣医臨床のバイブルとも言われる専門書です。小生も翻訳者の一人として参加させていただいています。

  サウンダース小動物臨床 第3版
  Birchard & Sherding, Saunders Manual of Small Anilnal Practice, 3rd ed.

翻訳本は Vol.1、 Vol. 2の2巻に分かれていて、
Vol 1では、症例の管理、感染症、血液病学/腫瘍学、内分泌および代謝性疾患、皮膚と耳の疾患、消化器の疾患、泌尿生殖器系疾患、
Vol 2では、骨格系、神経系、眼科学、心肺系、鳥類とエキゾチックペットの疾患となっています。

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アマサギ(亜麻鷺、黄毛鷺、猩々鷺) - 2009年06月09日

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あぜ道にズラ〜っと並んだアマサギ。
ソ〜ッと近づき、手前から奥にかけて徐々にボケてゆく感じで撮りたいと狙った構図です。
寄ると離れて行きますし、静かに待つ方がいいですね。警戒心が薄れてくると、割と近づいてきます。

アマサギ D300

 手前は水田、奥は麦畑。
アマサギ

アマサギ D300

アマサギ D300

昨年のアマサギは5月13日にアップしてました。


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好酸球(こうさんきゅう Eosinophil、Eosinophilic granulocyte) - 2009年06月07日

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この検査、とても役に立ちます。
当院では、一般血液検査の中で、好酸球(こうさんきゅう Eosinophil)を始めとした血液細胞の種類毎の出現頻度や形の異常、染まり方などの所見をルーチンに調べています。これを『ストリッヒ(Strich)の検査』といい、いわば、血液の細胞診です。日本語では『血液塗抹標本』、独語で『Strich ストリッヒ』といいます。スライドガラスに血液を塗った標本の意ですが、顕微鏡下で動物別に血球成分を観察しますので、やはり判読には、経験が必要です。

 好酸球(こうさんきゅう Eosinophil 小さな丸い顆粒をたくさん持つ細胞) 好酸球(こうさんきゅう Eosinophil 小さな丸い顆粒をたくさん持つ細胞)

この好酸球(小さな丸い顆粒をたくさん持つ細胞)が増えているかどうかを調べますが、アレルギー疾患(皮膚病、肺炎、腸炎、寄生虫疾患など)、好酸球に由来する皮膚疾患などの類症鑑別や診断に有用です。
今後とも積極的に取り入れていきたいと考えています。
当院では、獣医師だけでなく、看護師も含めてスタッフ全員が判読できるよう訓練を積むようにしています。


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オオヨシキリ ・ 早朝の葦原 - 2009年06月04日

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昨年と同じフィールドでのオオヨシキリ、元気に囀っていました。
早朝の天候は曇り、この時期にしては寒い朝でした。やや斜光になる位置で朝露がちょっとだけキラ☆キラ☆な感じ。

オオヨシキリ D300

オオヨシキリ D300

オオヨシキリ D300

オオヨシキリ D300

昨年のオオヨシキリは、5月12日〔オオヨシキリ(大葦切)〕24日〔オオヨシキリの飛翔〕にアップしていました。


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ここのところ白内障手術(Cataract Surgery)が多いですね - 2009年06月01日

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ここのところ、眼科系の診療では、白内障手術が多いですね。一部緑内障手術や外れた水晶体の摘出手術、硝子体手術などもありますが・・・。
このような状況に伴い、白内障手術や硝子体手術のための超音波乳化吸引装置を最新のものにグレードアップ致しました(写真)。当院では3世代目の器材となります。

     白内障手術装置 INFINITI インフィニティ

なお、当院では眼科系手術だけではなく、他にも、一般的な歯科系の処置(歯石取りや口腔内手術など)を始め、色々な手術(去勢・避妊の手術から皮膚などの軟部外科、皮膚や粘膜などの移植外科手術、骨折などの整形外科手術、胸部外科、腹部外科、腫瘍外科など)、幅広く手がけています。
手術情報につきましては、ブログ記事 飼主の方々に役立つ情報 - 手術(Surgery) - 2009年04月23日 もご覧下さい。

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