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2008年04月

もう夏日出現、熱中症の対策を忘れずに! - 2008年04月30日

ご訪問いただき、ありがとうございます。

当ホームページ内には、すでに『熱中症 自分でできる予防と対策』に関する記事をアップしています。ご参照ください。
         熱中症の予防と対策
    
4月末日の今日、気象情報では夏日とのこと。昨日の祝日(天皇誕生日)もほんとに暑かったです。こんな暑い日は涼しい高原に限りますが、私は炎天下の田圃へ。いやぁ、ほんとに暑かったです。日焼けしました。

ゴールデンウィークの始まりでもあり、ペット連れでのお出かけの方々はとても多いですね。行楽中にはペットを始め、小さいお子様の熱中症にはご注意ください。
特に、毛むくじゃらで太っている子(ペット)は要注意ですね。
 ・車の中に起きっぱなしにしない、
 ・水分をこまめに摂らせる、
 ・帽子をかぶせる、毛色が黒い子は白系のT-シャツのような風通しのよい服を着せる、
 ・日陰を利用する、
 ・無理のないスケジュールを組む、などなどの

暑さ対策をお忘れなく!!    
   


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シャンプー時に気をつけていただきたい、2点! - 2008年04月28日

ご訪問いただきありがとうございます。
(文章が見にくい方は互換表示をONにして、位置ずれなどをご訂正下さい。)

ペットの皮膚や毛の健康のほか、飼い主様との共同生活などを考えた時、ペットの定期的なシャンプーは欠かせないように思います。短毛種は元より長毛種ならなおさらですね。ふだんから、シャンプーを心掛けておられる方でもその回数や間隔はいろいろでしょうが、シャンプーそのものは定着しているように思います。

ご自身でやる方もいらっしゃれば、専門のお店に頼まれる方も・・・。最近は、送迎サービス付きのところも多く、利用しやすくなっているように思います。
さて、本題ですが、シャンプーをしようという時に気をつけていただきたいこと、それは、一つは高齢(心不全)、もう一つは目の病気です。
             シャンプー時、この2点に気をつけてね〜!!
1.高齢(心不全)
高齢のペットでのシャンプーには、心臓の病気(僧帽弁閉鎖不全心不全など)を始め、さまざまなリスクがあり、シャンプー中に体調を崩すことがあります。心不全の場合では、興奮のあまり心臓が追いつかずチアノーゼを起こして倒れたり、けいれん発作を起こしたり、最悪の場合はその後、息を引き取ってしまうこともあります。
同じシャンプーでも、若い子や元気な子の場合と老齢の子では随分と違います。
シャンプーを予定している日の朝散歩などで、何となく元気がなかったり、咳が少し強くなっている感じがあるような時は中止された方がベターかもしれません。

シャンプーをする側はそのようなリスクに十分注意してその子に無理がないように心がけたり、緊急の時にはすぐに病院と連絡がとれる時間帯にシャンプーをするなど、工夫が必要でしょう。
なお、シャンプーをできない時は、ふだんからのブラッシングもいいと思います!

2.目の病気
もう一つは、目の病気で、シャンプー後に角膜潰瘍が起きることがあります。シャンプーやお湯などが目に入ったり、顔周りのシャンプー時に目の表面(角膜や結膜)をこすってしまったり、ドライヤーで乾かす時、熱風が直接、間接に目の表面(角膜や結膜)に当たり、目が乾きやすいことなどがあります。
また、ペット側の条件としては、元々、軽いドライアイ(Dry Eye、乾性角結膜炎)があるなどの悪条件が重ってしまうとより発症しやすいと思われます。

実際、シャンプーの後で病院に運び込まれるケースではこの角膜潰瘍がその後、日に日に広がっていく拡散性のことが多くなかなか治りにくいという印象があります。
シャンプー時にはお湯やシャンプーの泡が目に入らないように、目を直接こすらないように、また、顔周りのドライヤーの時はその温度を下げるなど、注意が必要です。

なお、ふだんから目をショボショボしていたり、シャンプーの当日、軽くでも目をつぶるようなしぐさがある時は、シャンプーは延期か、充分注意して行うか、あるいは、目を診察してもらうようにされた方がいいでしょう。ふだん、飼主様がよく口にされる目の12の症状をまとめてあります。ご参照ください。

迷われた時は、信頼できるかかりつけの病院にご相談なさってください。今回取りあげました心臓や目のことは元より、そのほかのことでも、ちゃんと予防法や対処法はありますので・・・。

ejima_ac at 14:44 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  この記事をクリップ!

クロップ高速モード - 2008年04月22日

ご訪問いただき、ありがとうございます。

動物病院のブログなのに何でカメラや写真が?と思われるかもしれませんね。
単に、院長の趣味(2007年12月16日のブログ記事)ですので、ご了承ください。

でも、眼科診療(目の生理学、検査、治療、病気などのこと)をすすめる上では、カメラの構造や機能および撮影経験などがあるととても役に立つんですよ。
眼科の診察ってスリットランプや眼底カメラなどいわば眼科機器のレンズを通して患者様を診るわけで、通常のカメラのレンズを通して季節感などを切り取るのと似ています。構造上も、目とカメラって共に相通ずるところがあります(これについては、別の機会に触れたいと思います)。

ところで今回のテーマ、クロップ高速モードは、N社のD2X、D2Xs(共にすでに中古市場)、D3に搭載されている機能です。

D2Xs taken 1D

クロップ(crop)とは『切り取り、トリミング』、高速とは『連続撮影速度の高速化』の意味です。D2Xsの『クロップ高速モード』、私はこの機能を時々使います(当ブログでは3月17日の季節の花・・・の中の7枚目)。
通常モードだと秒間5コマ連写のところが8コマ連写に高まります。一番新しいD3では秒間約9コマ連写が11コマ連射と高速化します

ついでに、このモード時は、撮像素子エリア面の周辺部分を切り取ってやや小さい面積で撮影しますので、全面積を使った場合に比べ、トリミング効果が得られます。見かけ上の焦点距離は通常モードより伸びて、35ミリ換算ではレンズの実焦点距離の、D2X、D2Xsでは2倍相当、D3では1.5倍相当となり、両者には随分と差があります。最近、私が撮影対象にしている鳥などでは、D2Xsのこれは大変使い勝手のよいモードということになります。

一方、画像サイズはD2XsのサイズLの場合、記録画素数12.2メガピクセル(4288x2848)は6.8メガピクセル(3216x2136)と小さくなります。D3では、FXフォーマットの記録画素数12.1メガピクセルがDXフォーマット(クロップ高速モード)に切り換えると、記録画素数は5.1メガピクセルに落ちます。

このように、連射速度は上がるけど、記録画素数は下がるのです。ここがちょっと惜しいとこでしょうか。でも、通常のWeb画像では、超々高解像度でもない限り、画質が気になることはないようです。

一番新しいD3はFXフォーマット(35mmフルサイズ撮像素子搭載の意味)です。ニコンでは『フルサイズ』とは言わず、FXフォーマットといってます。記録画素数は前述の通り 12.1メガピクセル。
D3でDXフォーマット自動切り換え機能を『OK』に設定しておくと、従来のDXレンズや新FXレンズを装着した際、自動的にDXフォーマット(記録画素数は12.1 → 5.1メガピクセル)に切り変わり、コマ連写は秒間9 → 11へと高速化します。いわばこれがD3のクロップ高速モードにあたるわけです。

D3のDXフォーマット(クロップ高速モード)を解除すれば、カメラ側はFXフォーマットでの撮影となり、連射速度や画素数などは元の設定に戻ります。その際、レンズがFXレンズであれば問題はないのですが、DXレンズ装着時では、そのイメージサークルの小ささからケラレが生じることがあります。従って、DXレンズ装着時には、必然的に連射速度はアップするけど記録画素数は小さくなるDXフォーマット(クロップ高速モード)にせざるを得ない、ここのところが、本来のFXフォーマット(35mmフルサイズ撮像素子搭載)の能力を削がれてしまう感があり、もったいないと感じてしまいます。もう少し何とかなりませんか、ニコンさんって言いたいとこです。

FXフォーマット(フルサイズ)のカメラを導入しても、従来のDXレンズではそのフルサイズ画質を堪能できない。FXレンズでそろえておけばどちらでも使えて安心なのですが、新たにFXレンズ群を揃えなければならないとなると予算の面でおいそれとは導入に踏み切れません。

ところで話しは戻りますが、この『クロップ高速モード』は、見かけ上の焦点距離が長くなるという利点(?)はありますが、でもそれは本来の目的ではなく、1枚の写真データ容量を小さくし、連写速度を『高速化する』というのが本来の目的で、その意味でクロップ『高速』モードと呼ばれています。




ejima_ac at 06:42 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  この記事をクリップ!

終わりかけのソメイヨシノ - 2008年04月20日

ご訪問いただき、ありがとうございます。

先日、久々の休日、でも都合で遠くまで足を延ばせないので、車で20分ほどの小さなお山に隣接した小さなK公園へ。
午後早めには雨との情報だったので、早朝6時前には現地へ到着。
撮影はお昼までとプランを立てての行動だったんですが、お目当てのものには見事にふられました。その代わり、園内の小池にやってきてくれたのは、カルガモさん2羽・・・。機会をみて、アップの予定です。

周りを見渡すと、八重桜、ハナミズキ、セイヨウカラシナ、スイセンなど、まだまだ、あるいはこれからこれからと言わんばかりで、その中にあって、ソメイヨシノは薄く新緑に染まり始め、もう終わりかけ・・・でした。

 終わりかけのソメイヨシノ
終わりかけのソメイヨシノ 1D掘

終わりかけのソメイヨシノ 1D掘

終わりかけのソメイヨシノ 1D掘

ejima_ac at 20:10 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  この記事をクリップ!

チューブ フィーディング(Tube Feeding) - 2008年04月19日

ご訪問いただきありがとうございます。
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先日、まだ目も開かぬ生後10日ほどの赤ちゃん猫のほ乳ケアをする機会がありました。
その子猫の経過は残念な結果に終わってしまったのですが、この子が保護された時の状況を考えると、致し方なかった事かもしれません。

見つけた時、すでに3匹中2匹は亡くなっていて、この子だけ息があり、少しだけ動いていた状況だったと飼主様は仰っていました。飼主様へ新生子のケアについてご説明し、やっていただいたのですが、ご家庭ではなかなかうまくいかず、お預かりすることになりました。

この子のミルクを吸う力はとても弱く、ほ乳瓶での授乳はうまくできないという経過でしたので、チューブ フィーディング(Tube Feeding)に切り換えました。

 チューブ フィーディング用に準備した温かいミルク
チューブフィーディング

新生子用の温かい粉ミルクを作り、先ずは5mlを容器(ここでは注射器を利用)に準備して、細いチューブを接続し、そのチューブを口から飲ませて先端部分を食道内に進めます。
気管の中にチューブが入らないように、この子がゴクンと飲み込む動作にタイミングを合わせてチューブを飲み込ませます。そうすれば、気管にチューブが誤入することを防げます。
チューブの先は胃の手前で止め、また、チューブが気管の中に誤入してないかを再確認し、ゆっくりと少しずつミルクを注入していきます。
食道内においたチューブが抜けないように顔とチューブを軽く固定しながらゆっくりと注入します。そのような時、嫌がって暴れるようなことはあまりありません。

チューブフィーディング

注入が終われば、速やかに抜き去ります。
飲ませる量や回数は、お腹のふくれ具合(満腹度合い)や体調、バイタルサイン(Vital Sign、生体情報)などを診て判断します。

ejima_ac at 08:31 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  この記事をクリップ!

飼い主の方々に役立つ情報 Part供 - 2008年04月17日

ご訪問いただき、ありがとうございます。                        (〜08(H20)0414)

当ホームページでは、『役に立つ、わかりやすい』をモットーに飼い主の方々への情報作りを心掛けております。
以前、2008年01月30日に『飼い主の方々に役立つ情報』として当ホームページ内の記事を整理してアップ致しました。
そこに、その後のアップ情報を加え、かつご覧いただきやすいように項目毎に整理し、新たに『飼い主の方々に役立つ情報 Part供戮箸靴討泙箸瓩泙靴拭
どうぞ、ご利用ください。

予防系
 残念、出てしまいました!! 犬フィラリア 弱陽性所見 - 2008年04月09日
 フィラリア予防シーズン到来 ! - 2008年04月01日
 犬や猫にタマネギ類は与えない方がいいでしょう!  - 2008年03月04日
 熱中症の予防と対策
 ノミ、ダニの予防(medicals)
 フィラリア症の予防(medicals)

検査系
 血液による腫瘍マーカーの検査 - 2008年03月31日
 動物病院の血液検査・ 精度管理 - 2008年03月29日

産科・繁殖系
 お産 - 命の誕生 - 2007年12月15日
 去勢、不妊、どっちがどっち?  - 2008年02月17日

眼科系
 目の三大病 なみだ焼け・結膜炎・白内障 in いぬのきもち誌 - 2008年04月05日
 Q:ペットの白内障とは?- 2008年01月21日
 Q:白内障手術後に、ペットの目が再び見えなくなることはありますか?- 2008年01月13日
 院長のエッセイ(眼科ケア誌)、この1年- 2007年12月19日
 白内障体感レンズ
 白内障の手術を希望される方は増えています。(Case)
 角膜潰瘍の症例(Case)
 ブドウ膜炎(Case)
 チェリーアイ(犬と猫) Case)
 急性緑内障(Case)
 ひとことケア(5) 緑内障

健康診断系
 愛犬ライカの健康診断を行ないました。 - 2007年12月14日

ワクチン系
 狂犬病ワクチンの接種と登録

肥満関連
 去勢・避妊手術後に肥満は起こるの? そのリスク対策法はあるの?
 愛犬の肥満対策プログラム

麻酔・手術系
 より安全な麻酔管理をめざして - 2008年03月20日
 半導体レーザー手術(1)(2)

知識の泉
 ペットによる癒し効果 - 2008年04月10日
 アイ*コンタクト度  Eye contact degree - 2008年03月15日
 ヘリコ  ヘリコバクター・ピロリ- 2008年01月09日
 ひとことケア(4) てんかんは前もって自覚できる場合がある?!
 ひとことケア(3) ペットの遺伝子診断 盲導犬の確保に応用か?!
 ひとことケア(2) 唾液には鎮痛作用もある
 ひとことケア(1) ジェネリック医薬品

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季節のハナモモ - 2008年04月13日

ご訪問いただきありがとうございます。

桜は中盤を過ぎそろそろ後半戦に、次はハナモモ。
自宅近くに、実にきれいで、見事なハナモモが・・・。愛犬ライカとの夜散歩の時に下見はしていますが、少しばかり散り始めてきたので、明日しかないと思い、お天気を調べても、『晴れ』とのこと、『よし、これなら!』とプランを立てる。
翌早朝は土曜ということもあって、人はまばら、早朝散歩の方々がチラホラと、とても静かな朝。
早起きして出かけるも曇り空、少々当てははずれたが、ハナモモの美しさは変わらず。

 自宅近くのハナモモ(早朝)
ハナモモ D2Xs

ハナモモ D2Xs

 後方の赤ぼけはモクレン
ハナモモ D2Xs

 やってきたのは、シジュウカラさん。動きが速く、撮れたのは逆さ後方向のみ。
ハナモモ シジュウカラ D2Xs

空バックは、目がさめるような早朝のスカイブルーを予定していたんですが、恵まれず残念!!

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ハナモモの小話: ひなまつりの花として古くから馴染み深い観賞用の花で、食用には不向きだそうです。
原産は中国だけど、品種改良はほとんど日本とか。


ejima_ac at 16:08 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  この記事をクリップ!

季節の桜 - 2008年04月11日

ご訪問いただきありがとうございます。

本日は、やっと晴天に。
天気は回復しましたが、ここのところ、せっかくの休日も(実は昨日だったんですが)天候に恵まれず、また、色々な都合でゆっくりとした時間もとれずで、花見を堪能する機会を逸しています。
通勤時やちょっとした隙に桜見を楽しんではおりますが、ちょっとフラストレーション気味・・・といったところでしょうか。
『ゆっくりと楽しみたいなぁ〜』と思うのですが、今年は堪能するのは、ちょっと無理かもしれません・・・。

 桜
桜 D2Xs

桜 D2Xs

桜 D2Xs

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桜の小話:日本には、法定の『国花』はなく、桜(日本人がもっとも好む花)や菊(天皇家の紋章)をそれに当たる花としているようです。これらは、慣例としての位置付けのようです。


ejima_ac at 20:00 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  この記事をクリップ!

ペットによる癒し効果 - 2008年04月10日

ご訪問いただきありがとうございます。

ペットによる癒し効果は、好きな人にとっては『ある』と信じられています。私もそう思います。
姫 by 8800

今年、2月21日、アメリカ、ニューオーリンズで開催されたアメリカ脳卒中協会(ASA)の『国際脳卒中会議2008』での報告(英文)の中に、
『家でネコを飼っている人は、心臓発作リスクが約30%低下していた。』とする報告が示されました。これは、予想されていた効果ではあるそうですが、30%というのは予測を超えた、とても大きな効果だそうです。
愛猫家にとっては朗報ですね。可愛がる気持ちにいっそう熱が入ります。

猫に限らず、犬でも、小鳥でも、どのようなペットでも、飼い主がその子を大切に慈しむ気持ちがあれば、その人の精神面を含め健康によい様々な癒し効果をもたらしてくれるのではないでしょうか、私はそんな気がしております。皆様は如何でしょうか。

中には、言うことを聞かず、かえって飼い主にストレスを与えてしまっているペットもいるかもしれませんね・・・、その意味では、人に付かず離れずの傾向が強い猫はちょうどいいのかも知れません。

ペットが好きではない方も世の中には50%ほど(?)おられるでしょうから、そのような方には今回の内容は無縁の健康法ということになります、失礼いたしましたm(__)m。

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残念、出てしまいました!! 犬フィラリア 弱陽性所見(Fチェック) - 2008年04月09日

ご訪問いただきありがとうございます。

4月に入り、1日のブログで『フィラリア症予防シーズン到来! 』という記事を紹介しましたが、先日、犬フィラリア抗原検査(当院ではFチェックと呼んでいます)で陽性所見が出た子がいました。ちょっと、ショックでしたね。

濃い青丸マーク(コントロール)の右下にある『明るい青丸マーク』(矢印)、これが出るとフィラリア抗原が弱陽性所見であることを示します。
        犬フィラリア 弱陽性所見

この子のカルテを過去8年前までさかのぼってみると、8夏のうち6夏にわたって、4夏連続、2夏連続で、予防薬の未投与年がありました。また、その中で、未投与期間は1〜5ヶ月間/年にわたっていたこともわかりました。特に、昨年1年間は予防薬を全く飲んでいませんでした。
ただ、こちらの飼主様は、昨年を除いて毎年4〜5月にはフィラリア予防をスタートされておられましたので、予防の意識は十分にお持ちだったと思われます。その意味では、病院側もこまめにチェックして予防もれの月がないか、見守らなければと痛感した次第でした。
予防薬は毎月きちんと飲んでいれば、100%予防できるとされていますが、このような隙のある投与方法では、感染を許してしまっても仕方がないと思われます。甚だ残念です。

投薬をつい忘れてしまうことはあると思います。外で仕事をされる奥様方も増え、『家は奥様が守る』から『家はペットが守る』という時代に変わってしまった感があります。忙しい方々が増え、『つい、うっかり』ということになるのでしょうか。

『3夏、不完全な予防』があると、犬フィラリア感染の成立%は非常に高くなると言われています。1年のうち、当院では4月後半〜11月後半、あるいは5月前半〜12月前半まで毎月1回の投薬(飲ませる)を飼い主様にお願いしていますが、1回位抜けても大丈夫だろうなんて思っていても、さにあらず、その隙をかいくぐり、フィラリアはペット(犬、猫)の体の中や血管の中に入ってきてしまいます。つまり、感染が成立してしまうのです。そして、このような感染のチャンスが3夏以上、つまり3回以上繰り返された場合、防御(予防)ラインは破られてしまう可能性はとても高くなります。どうぞ、ご注意ください。

そのほかにも、ペットの病気の予防としてはワクチン、ノミ・ダニの駆除、シャンプーなど、あります。これらのことも忘れずにお願い致します。
お宅のペットに成り代わりまして、お願い申し上げますm(__)m。

ペットを飼うということは、『私といっしょに生きましょう。全介護をしてあげますよ!』ということと私は思っておりますが、そこのところをひとつよろしくお願いいたします。

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ちなみに、愛犬ライカは、以前のブログでも紹介していますが、幼い頃の飼育環境が貧弱だったせいか、うちに来て、検査した時はすでにフィラリア陽性だったんです。

 ライカ (画質が荒いと思っていたら、ISO 1250 設定のままでした)
フィラリア陽性だった愛犬ライカ D2Xs

まだ先は長いので、これ以上の感染はさせないように予防していくつもりです。

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春のムクドリ(椋鳥) - 2008年04月06日

ご訪問いただきありがとうございます。

休日とはいえ、ほんの少し時間がとれたお昼に、愛犬ライカと出かけた近くの都市公園。
ウメは終わり、サクラやモモの季節・・・。サクラは少し散り始めてます。お山の方へ行けば、もう少し堪能できるかもしれません。
桜祭りをやっていて、ウィークデイとはいっても春休みでもあり、人手はかなりのもの。犬を連れている人は多かったが、プラス500mmズームレンズ付きのカメラを三脚ごと担いでいる人は見あたらなかった。

 桜の花の蜜が目当てでやってきたムクドリ
ムクドリ D2Xs

 春のムクドリ
ムクドリ D2Xs

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ムクドリの小話: スズメ目、ムクドリ科、ムクドリ属、ムクドリ種
嘴と足はオレンジ色で目立ちます。声は「ギャーギャー」「ギュルギュル」などで、都市部でも群れを成して生活するため、その鳴き声を騒音だと感じる人もいて、転じて椋鳥は『街に出てきた田舎者』の代名詞だそうです。

椋(ムク)の木の実を好んで食べるため『椋鳥』とのことですが、それに及ばず、種子、果物、幼虫のほか、地面に降りて虫などを探すこともあれば、木の枝に留まって柿などの熟した実をついばむ姿もみられます。まさに、雑食性ですね。


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目の三大病 なみだ焼け・結膜炎・白内障 in いぬのきもち誌 - 2008年04月05日

ご訪問いただきありがとうございます。

先々月の2008(H20)年2月12日のブログ記事で紹介しました雑誌の取材2件のうち、いぬのきもち誌の『目の三大病 なみだ焼け・結膜炎・白内障』が今回、同誌 5月号( vol.72 2008 p19〜25)に掲載となりました。もう一方の病院紹介記事の方は2月末にすでに掲載になっています)。

この雑誌は一般の飼主様向けの情報誌です。この手の雑誌はいずれの出版社も同じだと思いますが、飼い主様に役に立つ情報を分析して掲載するところがミソなわけです。そこで、如何に一つ一つの細かい情報を丁寧に、わかりやすく、かつ大切に取り扱うかが重要で、つまり、かゆいところに手が届き、そのかゆみが早く治まるような情報が掲載され続けていることが大切でしょう。その姿勢の差が本の品質の差に転換されるのです。今後も、この出版社にはここのところの維持を期待したいと思います。

今回は、目の病気の特集で監修を依頼されたもので、事前に、読者の方々にアンケートをとり、関心の高かった3つの病気、『涙やけ』、『結膜炎』、『白内障』を取り上げておられました。
興味深い記事となっていますので、愛犬家の方々にはぜひ目を通していただき、ご自分のところの愛ペットの目の管理に役立てていただけたらと願っています。

    目の三大病 なみだ焼け・結膜炎・白内障 in いぬのきもち   いぬのきもち 5月号 2008年

ただ、どんな病気(状態の変化)もそうですが、どのように対処したらよいか、判断を迷った時は信頼できるかかりつけの先生に相談された方がいいでしょう。

『いぬのきもち』誌、『ねこのきもち』誌とは、以前からのおつき合いをさせていただいています。その時々の掲載誌については、当ホームページ内の『院長の著書と活動状況』の中にも紹介しています。
当院が眼科ケアセンターを併設し、特に、目の病気に力を注いでいる点に注目されてのおつき合いとなっています。

※ 当院は今まで数多くの眼科症例を経験し、良好な治療成績を残しています。是非一度来院されることをお勧め致します。また、手術困難な症例などを担当されていて、眼科手術等に不安がある先生にも是非患者様をご紹介頂けるようお願い致します。

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シロチドリ - 2008年04月03日

ご訪問いただきありがとうございます。

シロチドリの撮影は初挑戦でした。右往左往とすばしっこくて大変です。
『千鳥足』とはよく言ったもので、まさにこの動きからきているんですね。
私が行くこのフィールドの近くには、『千鳥町』という町名があります。やはり、鳥の名が由来なんでしょうね!?

 シロチドリ
シロチドリ 1D掘

シロチドリ 1D掘

シロチドリ 1D掘

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シロチドリの小話:分類は鳥綱、チドリ目、チドリ科、コチドリ属、シロチドリ種。
この鳥の餌の捕り方は、ジグザグと移動や静止を織り交ぜたもので、まさに “busy” という表現がぴったし、とても素早い動きで、撮るのも大変。俗にいう『千鳥足』の由来とのこと。
三重県の県鳥。


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フィラリア予防シーズン到来 ! - 2008年04月01日

ご訪問いただきありがとうございます。

今年もいよいよフィラリア予防シーズンの到来です。予防薬の普及で、30年以上前からすると、現在ではほんとに本症を見かけなくなりました。予防はかなり効果をあげていると実感できます。でも、一方で、地球温暖化による蚊の発生時期や感染地域の変化は、現実の問題として私たちの身近な心配事となってきています。

現在認可されている予防薬の効果は非常に優秀で、投与が確実であれば100%の予防効果が期待できるとされています。
でも、現実には様々な理由から感染が防御できていない不安がある(実際にはこのようなケースは多いのですが)ことから、毎春の予防スタートの時期には、感染確認と薬の副作用回避の目的で、血液による感染チェック(フィラリア抗原チェック)を行い、陰性であることを確認されるようお奨めしています。
一方、飼主の方の自己申告で、『間違いなく飲ませ切りました。』というケースでは、上記の血液による感染チェックを省いて、No Ckeck で予防を開始する場合もあります。

予防薬をいつからいつまで飲ませるかという時に、この言葉は初耳の方も多いかと思いますが、HDU(Heartworm Development heat Unit)という考え方があります。これは、犬フィラリア(犬糸状虫 いぬしじょうちゅう)の赤ちゃん(小さいという意味で、ミクロフィラリアといいます)が蚊の体内で、感染力を持つ感染幼虫(かんせんようちゅう)にまで育つことができる気温の積算温度の単位のことです。詳しい計算式などはここでは省きます。

犬フィラリア(犬糸状虫 いぬしじょうちゅう)では、犬の血管内に親虫(♂と♀)がいた場合、赤ちゃん(ミクロフィラリア)は、その♀親から生まれたあと、血中に放り出され、血流に翻弄され、犬の全身の血管内、いわば、血液の海の中を木の葉のように巡り巡ります。
この時期は、小さくて自分では歩けない、いわば赤ちゃん(ミクロフィラリア)の時期ですが、その犬がいったん蚊に吸血されることで、蚊の体の中に移り、ある時期を過ごしますが、この時期があって初めて、犬への感染が可能になる『感染幼虫 かんせんようちゅう (いわば、ヨチヨチ歩きができる発育段階)』に育つわけです。

このように虫の発育が進むためには、ある温度や蚊の存在が不可欠なんです。寒い地域でフィラリア症がないのはそのためです。
犬フィラリアの感染期間にはある程度の変動がありますので、1ヶ月程度余裕をもった予防期間の設定が必要でしょう。従って、近年の地球温暖化のことも考慮に入れて、当院では4月後半から11月後半まで、あるいは5月前半から12月前半までの予防であれば安心・安全と考え、飼主様におすすめしています。
なお、将来の予防期間はさらに伸びることが考えられます。現在、すでに通年で予防されている飼主様もおられますが、先々は『皆通年』となるかもしれませんね。

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