Blog

 

サイトマップへ

SARDS サーズ(5) - 2019年06月01日

ご訪問いただきありがとうございます。
(文章が見にくい方は互換表示をONにして、位置ずれなどをご訂正下さい。)

SARDS(サーズ)

SARDS(サーズ: 突発性後天性網膜変性症候群)を発症した犬の多く(90%以上)は、両目の瞳孔は大きく開いています(散瞳)。上の画像の左から2つ目のものがそれに当たります。目は一見すっきりしていてきれいです(メヤニで汚れたり、痛がることもありません)。
通常、明るい光が当たると瞳は小さくなる反射が見られます。これは、瞳孔対光反射(PLR: Pupillary Light Reflexes)と呼ばれるもので正常な反射です。

ところが、サーズではこの反射が弱くなります。本症では白色光に対する反射の低下が見い出され、その後、青色光では対光反射は維持されるが、赤色光では対光反射は消失することがわかりました(Grozdanicら)。このような調査研究の末、犬の視覚経路を評価するための実用的な診断ツールが開発されました。これは主に錐体(すいたい)光受容体を刺激する波長630 nmの明るい(200 kcd/ m2)赤色光の場合に、瞳孔対光反射(PLR: Pupillary Light Reflexes)が消失することをもって、光受容体機能の喪失を臨床的に判断できる有用なツールです。

                   SARDS サーズ(4) - 2018年10月10日
                   SARDS サーズ(3) - 2018年06月1日
                   SARDS サーズ(2) - 2017年11月1日
                   SARDS サーズ(1) - 2017年08月15日

飼主様に役立つ情報はこちら

ejima_ac at 00:00 コメント( 0 )  この記事をクリップ!

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星