ある日の東京ウエスト動物病院 Blog
トイプードル、両目のブドウ膜炎、赤目 - 2019年02月11日
ご訪問いただきありがとうございます。
(文章が見にくい方は互換表示をONにして、位置ずれなどをご訂正下さい。)
今回は、トイプードル、7歳、♂(未去勢)、3.98Kg の両目のブドウ膜炎について簡単に触れてみます。
『昨日から両目を閉じてしまう。』とのことで来院されました。
すでに その日のうちに、かかりつけの動物病院で目薬を処方され、
1日2回の点眼を指示されているとのことでした。
食欲や元気の具合もいまいちということで確認の意味で来院されたもの
でした。
0081-0400 SGMK RUVIT
眼科所見としては、両目の赤目(下左)のほか、前房フレア(房水中の蛋白濃度の上昇によるチンダル現象、下右)などが特徴で、眼圧は、右目:9mmHg、左目:11mmHg と少し低めの状態と思われました。
治療後の両目の所見は下に示した通りです。赤目も前房フレアもよく改善されています(下左右)。
現在は、目の症状は安定していて再発もなく穏やかな日々を過ごせているようです。この病気は再発することもありますので、注意深い観察は欠かせません。
トイプードルに見られたブドウ膜炎 Uveitis - 2013年01月04日
猫のブドウ膜炎 Feline Uveitis - 2013年04月01日
最新記事
Archives
ブログ内検索
QRコード