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子猫の目の病気 - 2017年01月04日

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この子猫は推定2ヶ月齢の幼いミックス猫で、♀、700g でした。
当初、右目の状態は非常に悪く紹介来院されたものです。
目の摘出を考慮するほどの悪い状況[眼球突出、乾燥、デスメ瘤(りゅう)など]でしたが、飼主様のご意向により摘出はしないという方向で臨んだ事例です。

子猫の右目の異常(初診から1年目)。右目では瞬膜の一部露出、角膜の混濁や凹凸は見られています。 左の写真は、初診から1年後の所見ですが、これでもとても改善してい
 ます。治療は入院下で行い、入念な観察と処置を進めていきました。
 エリザベスカラーの装着、点眼、注射による治療を進めました。
 よく食べてくれましたので強制給餌は必要ありませんでした。
 かなり改善したこの段階でも、右目では瞬膜の一部露出、角膜の混濁や
 凹凸はまだ見られています。

 **72**40** Rei HRI

入院14日目には瞼を利用した眼瞼(がんけん)フラップ手術を併用しました。その理由は、やはり内科的には右目の改善に無理があると思われたためです。瞬膜と球結膜を利用した瞬膜-球結膜フラップ術では角膜の病変部を被いきれず無理をすると途中で組織が切れてフラップが維持できないと判断されたため、上下の瞼を利用した眼瞼(がんけん)フラップ術を施しました。退院は入院22日(手術後9日)間となり、長い入院生活となりました。

子猫の右目の異常(初診時)。当時の右目はとてもひどい状況でしたから、写真にはボカシを入れてあります。 参考までに初診時の写真を左に示しました。当時の右目はとてもひどい状況
 でしたから、写真にはボカシを入れてあります。
 現在は時折目の検査を受けていただいておりますが、上の写真のように安定
 した状況にあります。

飼主様に役立つ情報はこちら

ejima_ac at 06:00 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  この記事をクリップ!

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