ある日の東京ウエスト動物病院 Blog
子猫(ブリティッシュショートヘア)の白内障手術 - 2013年10月01日
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猫の白内障は、前にも一度紹介(猫の日帰り白内障手術)したことはありますが、今回は、子猫の白内障手術の症例について簡単に触れてみます。
一般に猫の白内障は、犬やウサギに比較して診る機会は少ないですね。当院で経験する猫の白内障は年齢別に分けると、この子のような若い猫が最も多く、以下、老猫、成猫の順となっています。当院で日常行う白内障手術は、猫も犬もウサギも皆若い子に多いですね。
今回の症例は、ブリッティッシュショートヘア、4ヶ月齢、♂、
1.54Kgのまだ小さな子です。
あるブリーダーの方から2ヶ月前に購入され、目が白いことには
来院2日前に気づかれたとのことでした。
00**65*41**00 ABi-KoED
右下の写真のように、すでに目は白く、誰が見てもその白さはわかります。
薬で散瞳されています。
両目とも白内障は同程度に進んでいます。
右下は、両目の白内障手術後で、右目は1ヶ月目、左目は2週間目の所見です。
飼主様にとって、この子の手術は一大決心でした。経過がうまく行ってよかったです。
つい先日、右目2か月、左目1か月半のところでの検診に来られましたが、目の経過は大変よかったです。
この子は光を取り戻せています。
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