ある日の東京ウエスト動物病院 Blog|東京都小平市学園東町の動物病院

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ウェルシュ・コーギーの変性性脊髄症(へんせいせいせきずいしょう)2 - 2011年11月24日

ご訪問いただきありがとうございます。

ウェルシュ・コーギーのDM 前号からの続きですが、当院での発症例では、
 その発症(左後ろ足のいざり)から2ヶ月弱の時点で
 遺伝子検査を受けていただきました。結果は陽性・・・。
 つまり、SOD1遺伝子に変異が見つかり、特徴的な臨床症状と
 他に当てはまる疾患がないことから本症と診断しました。
 
 両方の後ろ足はうまく動かない、足が内側に向かう、
 うまく運べない時がある、腰をあげずに前に行く、
 後ろ足を引きずる、歩けないなど、症状は少しずつ進行しています。
 痛みがないのは特徴です。

一般的に、SOD1遺伝子に変異があっても臨床症状を伴わなければとりあえず大丈夫ですが、将来発症する可能性は否定できません。一方、必ず発症するとも言えません。
悩みどころです。
原因の最有力候補、遺伝子(いでんし)の変異(へんい)については次回に。(つづく)

ejima_ac at 06:00 コメント( 0 )  この記事をクリップ!

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