ある日の東京ウエスト動物病院 Blog|東京都小平市学園東町の動物病院

〒187-0043 東京都小平市学園東町29-43

サイトマップ
MENU

ある日の東京ウエスト動物病院 Blog

猫で初めて! シャンプー後・角膜潰瘍 - 2010年05月13日

ご訪問いただきありがとうございます。

今回、猫(ロシアンブルー)でのシャンプー後・角膜潰瘍の事例がありましたので簡単に取りあげてみます。
ロシアンブルーのこの子は、『昨日のシャンプー後から目を開けなくなった』と飼主様は仰っていました。調べてみると、角膜表面の割と広範囲にえぐれた傷(角膜潰瘍)が見られます。

下の写真ではえぐれたところに一致して緑っぽく色がついて見えるエリアがその場所で、とても強い痛みがあります。そのために目を開けずらくなっています。

 ロシアンブルー(♀)のシャンプー後・角膜潰瘍 
猫のシャンプー後・角膜潰瘍 0047*2300(0047*2300)

今までシャンプー後・角膜潰瘍といえば、下の記事のように犬ばかりでした。
    ・ シャンプーの後の目の障害(角膜潰瘍、Corneal Ulcer) - 2009年08月11日
    ・ 目が痛いよ〜、またまた、シャンプー後の目の障害 - 2008年12月05日
    ・ シャンプーに関連した角膜潰瘍の事例 - 予防のヒント - 2008年06月30日
    ・ シャンプー時に気をつけていただきたい、2点! - 2008年04月28日
今回の事例から、猫でもシャンプー時には十分に気をつけなければ・・・と思われました。
飼主様はどうぞご注意ください。上記のブログ記事内に具体的な注意点や予防点について触れています。ご参照ください。

治療は局所療法、全身療法を基本としていきますが、痛みの軽減を図ることはとても大切です。

ejima_ac at 06:00 コメント( 0 )  この記事をクリップ!

Archives
ブログ内検索
QRコード
QRコード
topに戻るボタン