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たまたま話していたことがほんとになってしまったドッグランのリスク - 2009年11月17日

ご訪問いただきありがとうございます。

ドッグランのリスクについては、昨(08)年8月の記事に、角膜の裂傷(穿孔)や爪の動脈出血などの実際診療例をアップし、注意を喚起しています。
今回は、診療中に『この子は、目に傷を負いやすいようですから気をつけてくださいね、ドッグランにも色々なリスクがありますから・・・』とたまたま話をしていたことが翌日ほんとになってしまったケースのお話です。

初診の方でしたが、旅行中の車の中で本の頁の端でこすったようだと仰っておられました。6日前のことで、今回治り具合の確認のために希望された眼科検査では、傷は大方治癒していました。
でも、飼主様のお話を伺うと、今度が3度目の受傷とのこと。『これには何か傷がつきやすい要因がこの子にはあることも考えられますね。』と伝え、ドッグランもよく利用されておられるようでしたから、そのリスクについても前例を交えながらご説明申しあげていました。ところが・・・

翌日のこと
早朝のドッグランで、別の犬を追いかけていて転び、右目が開かないとのことで受診されました。これで右目4回目の受傷。
  
ドッグランでの受傷(目の表面のキズ)  左の写真はその時の傷の様子です。
 メヤニや毛などで汚れてグチャグチャな感じですが、
 緑色の部分が傷であることを示しています。
 広い緑色のエリアだけでなく、
 周辺にも広く緑色が点在しています。
 傷は角膜の広い範囲にわたっていることがわかります。





昨日、話をしていた通りのことになってしまい、まるで予言したみたいな(?)ことになってしまいビックリしました。でも、飼い主様がいち早く気ずくきっかけになってくれたんではないかなぁと良い方に考えています。

この子は右目を過去3度も傷を負っていることを考えると、傷つきやすい素因というか、傷つきやすい状態がふだんから準備されているものと思われます。そういう子は傷の治りも悪いものです。
どのような病態が潜んでいるのかを明らかにし、それに対処したふだんからのアイケアを欠かさないようにすることが大切でしょうね。

ejima_ac at 08:00 コメント( 0 )  この記事をクリップ!

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